2013年7月29日月曜日

祖父の葬式で「霊」について考える

 まもなくして,祖父は亡くなりました.葬儀が行われ,お坊さんによる読経,そして火葬され,墓に埋葬されるまでの一部始終に立ち会いました.
 中学生の私にとって,親しかった人がいなくなる,という体験は初めてのことでした.なぜか悲しかったわけではなく,祖父の墓の前で,「おじいちゃんはどうなったのだろう?どこに行ったのだろう?」「お坊さんがなにやら呪文のようなものを唱えているが,これは何だろう?」と漠然と思っていました.
 私の家庭では,父も母も宗教に無縁で,宗教について何か教わるということはありませんでした.宗教について何も知識が無いのだけれど,墓の前で手を合わせるお坊さんや家族の姿だけは印象的でした.手を合わせる,祈るということは,死んだおじいちゃんに話しかけることができるということであり,おじいちゃんは死んでも見えなくなっただけで,意識はある,と考えました.

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