2013年7月29日月曜日

祖父の病気をきっかけに「死」について考える

 私の父方の祖父は,電気屋さんをやっていました.小さい頃よく「おじいちゃんち」に遊びに行き,テレビを修理したりしているのを見て,電子工作に興味を持ったりしました.祖父は私にとって,理科に興味を持たせてくれたきっかけとなった人です.

 私が中学生くらいの頃,祖父は胃がんになり,胃の切除をする手術をしました.手術が終わり,お見舞いに行ったときは,祖父は痩せていて,衰弱していました.この時初めて,私は,死というものを意識しました.死を意識しながら,私は祖父に「元気になって」と声をかけることしかできませんでした.もう元気にはなることはないとわかっていても,です.その言葉が適切だったかはわかりませんが,祖父は孫が来てくれたことをたいそう喜んでくれました.「おじいちゃん,お願いだから,死なないでほしい.」そう心の中でつぶやくことしかできませんでした.

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