まずは「高橋信次の天国と地獄」から,「天使の条件」について解説した部分を引用しましょう.
だから一番目でちょっと、ストイックなとこがどっかあることがある。二番目で、飾らない、天真爛漫な無邪気な部分がある。で、三番目では何か人のためにしたいという気持ちを持っておる。これは先天性のものが多いんですね。何か人のためになるようなことしたいっていう気持ち、多いですね。こういうもの持っているのが天使であることが多いです。
だから読者のみなさんね、この三箇条と自分とをよーくチェックしてみて下さいね。どうでしょうか。
「いや、おれストイックだよー。だってね、お銚子はね、だいたい三本注文したらもうそれで切り上げることにしてるんだ。これはストイックだね」
「いや、ビールは僕はね、晩酌は二本までしか飲まないです。ストイックです。ビール二本。決まっとるんです」
「ストイックですよ。勉強は、もう夜の十一時過ぎたら絶対しませんから。もう非常にストイックな生き方してます」まあこんな方もいらっしゃるかもしれませんね。
「いや、僕は天真爛漫ですよ。ほんとね、スーパー行ったってもう天真爛漫に万引きしてますよ」なんて、こんな人もいるかもしれませんね。まあいろんな方がいらっしゃるかもしれません。あるいは。
「あっ、人の役に立つことしてますよ。それはそれは人の役に立つ。代々木公園で夜な夜なあなた、双阻鏡持っていってのぞきしてね。変なおまわりさん来ないように見張ってあげてますよ」とこんな人もいるかもしれない。
まあ、いろいろあるかもしれませんが、そういう主観的な物差しはともかくとしてね、この三つが、だいたい天使の特徴ですから、自分が天使かなーって思ってる人はね、よーくこのへんを振り返って、考えてみて下さいね。
はい,このような感じです.私は,これを読んで笑っていましたね.そして「自分も,もしかしたら天使かもしれない」などと思ったこともありました.
0 件のコメント:
コメントを投稿